【女子会ワイン】ヴィノーガニック・シャルドネ2018（感動6）シチリアの水と空気と太陽と！
美味しいワインに目がないまさろうです。
あなたはヴィーガンワインって飲んだことありますか？
広義においてヴィーガンとは、菜食主義＝ベジタリアンを超えた、絶対菜食主義という名称です。
人間が動物を搾取することなく生きるべきであるという主義のもと、例えば卵はもちろん牛乳やゼリー、革製品など衣食住において動物由来のものを一切排除した生活を貫くそうです。
そんなヴィーガンスタイルをもとに、イタリアのシチリアで造られるヴィノーガニックのシャルドネとはどんな味わいなのでしょうか？
Vinorganic Chardonnay2018
ワイン情報
種別 ：白ワイン
生産国 ：イタリア
生産地 ：シチリア
生産者 ：ペーター・メルテス
品種 ：シャルドネ（100％）
タイプ ：女子会ワイン、みんなでワイワイン
バリュー：デイリーワイン
嗜み日 ：2020年3月
探す ：楽天市場 ※スポンサーリンク
まさろう評価
香り（6）🌸🌸🌸🌸🌸🌸
甘味（6）🍇🍇🍇🍇🍇🍇
酸味（7）🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋
感動（6）💖💖💖💖💖💖
※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆
テイスティングノート
色調
緑がかった淡い黄金色、清澄度は高くクリアな液体、ガスもほんの少しあります。
ディスクは薄く脚は多め、グラスの内側をすーっと落ち粘度は高くありません。
香り
青りんご、グレープ、ライムなどのフレッシュな白系果実、香りのボリュームは中庸です。
スワリングすると香りのボリュームは変わらずに、白い花のアロマ、遠くにバターや焼いたトーストを感じ、複雑さはないものの爽やかな香りです。
味わい
すっきりシャープなアタックです。
キレのある酸味はすっきり、甘酸っぱい果実味とのバランスは丁度よい加減です。
ボディは軽く構造は大きくありませんが、抜栓直後から「これはうまい」と飲みやすさ全開です。
余韻はすっきり15秒くらいでしょうか？ほんのりとミネラル感を残して過ぎていきます。
時間が経ち温度が上がるとスターフルーツやパイナップルのような、ちょっぴり濃厚な果実の甘さが表れてきました。
プリティで甘酸っぱさがきゅんきゅんの可愛らしいワインです。
二日目はキレていた酸味が弱くなり、少しだらしないくらいに甘味が出てきました。
初日のようなシャープさがなくなり少し残念、1日で飲み切るべきワインです。
総評
ボトルに貼られているBio認定とは、2001年に発足したドイツ連邦消費者保護・食糧・農業省大臣が認定する国家認定証です。
BioはEU有機農業規則で厳しく定められており、この基準を満たさずにBioという言葉を商品名に記載して販売する事は禁止され、違反すると重い罰則の対象になります。
加工品であるワインについては、
1.Bioの環境で育てられた農畜産物・素材を使用すること｡
2.合成添加物、化学薬品、加工助剤など使用せずに加工すること｡
3.保存料や着色料も一切の使用不可
と、厳しいものとなっております。
昨今、オーガニックワインは巷でも多く見受けられますが、こちらのヴィノーガニックは更に上をいくヴィーガンワインとなります。
ヴィーガンとは動物由来のものを一切使っていないとのこと、つまり肥料もすべて植物由来というこだわりだそうです。
ヴィーガン＝絶対菜食主義の方にも安心なワインということでしょうか？
※そもそも絶対菜食主義のひとがワインを飲むのかどうかはわかりませんが。。
こういった経緯で造られたワインということもあってか味わいはとてもピュア、バランスよくとても綺麗にまとまっておりました。
ヴィノーガニック・シャルドネ2018のまとめ
まさろうはお気に入りのショップで千円を切る価格（999円）で購入をしましたが「このポテンシャルで1000円かぁ！」と、唸りましたね。
複雑味や奥深さはありませんが、お財布に優しい価格に対してのパフォーマンスの高さはちょっとした驚きでしたね。
温度を下げて頂けばブルゴーニュのシャルドネのようなちょっと気高い雰囲気もあります。
軽快なボディと豊かな果実味、すっきりシャープな酸とのバランスは絶妙でいつどんな時でも間違いなく楽しませてくれるワインです。
女子会ワインとして、またみんなでワイワインとして持ち込めば全員納得のグッドパフォーマンスを示してくれるでしょう。
デイリーワインとして常備ストックしておくべきワインです。
ここで一句
シチリアの
豊かな太陽
背に受けて
綺麗に満開
ヴィノーガニック
、、、お粗末さまでした
あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。
お読み頂きありがとうございました。
関連記事です。
シャルドネ村で造られるシャルドネは低予算で高パフォーマンスの優れもの！？
コスパのいい白ワインといえばシャトー・モン・ペラ・ブランを忘れてはなりませんよ！！
日本が誇る固有種「甲州」で造られるこちらは温泉ワイン？
