【一人ワイン】シャトー・スミス・オー・ラフィット2006(感動7)葉巻をくゆらせジャズを聴きながら
美味しいワインとジャズに目がないまさろうです。
あなたはジャズの名演と共に楽しむのにベストなワインといえば何を思い浮かべますか?
まさろうはボルドーのグラーヴ地区のワイン、スミス・オー・ラフィットにそのイメージを重ねます。
そんなジャズの名演を聞きながら楽しむのにもってこいのワインを紹介いたします。
Chateau Smith Haut Lafitte 2006
ワイン情報
種別 :赤ワイン
生産国 :フランス
生産地 :ボルドー ペサック・レオニャン
生産者 :シャトー・スミス・オー・ラフィット
品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン(60%)メルロー(34%)カベルネ・フラン(5%)プティ・ヴェルド(1%)
タイプ :一人ワイン、みんなでワイワイン
バリュー:プレミアムワイン
嗜み日 :2013年11月
香り(7)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
甘味(7)🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇
酸味(7)🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋
タンニン(8)🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷
感動(7)💖💖💖💖💖💖💖
※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆
テイスティングノート
色調
濃いガーネット色、きらきらした赤みを帯びた紫が強いのはいきいきした若さを感じます。
グラスの内側を滑る脚の数も多くアルコール濃度とグリセリンの高さを感じさせます。
香り
開栓直後に心地よい樽の香り、カシスやベリーなどの果実よりも西洋杉や森の下草などのふくよかな自然の香りを感じました。
スワリングすると気品に満ちたエレガントな芳香が鼻をくすぐりとてもいいワインの予感です。
味わい
一口、口に含むと洗練されたシャープな酸味、甘味は控えめにまだその姿を現さず。
しっかりしたタンニンは収斂性があり口の中をティッシュで拭うような力強さがありました。
余韻は30秒くらいでしょうか?いきいきしたミネラル感が口の中に残りながら去っていきます。
フルボディで骨格がしっかりした濃厚なテイスト、しかしながらやんちゃな一面もあり。時に激しくビートを刻む、オーセンティックなジャズピアノの連打を思わせるようです。
二日目はほどよく角が取れ、スミス・オー・ラフィットがもつエレガントなワインの片鱗もみせながらも、やはり元気に跳ねてくる印象です。
総評
まさろうが忘れもしない思い出のワイン、1982年のスミス・オー・ラフィットとはその印象は違いました。
そもそも、作られてから経てきた熟成の時間も違いますし、ブレンド比率やその年の気候も違うわけで単純に比較するのは無理がありますね。
更にいうと、ワインの印象は飲んだ時の環境で大きく変わると思うのです。
気の合う仲間と飲んだのか?大好きなパートナーと一緒に飲んだのか?はたまた商談や接待などビジネスの一環として飲んだのか?更にいうと、自分自身の体調や心のありようも大きく影響すると思います。
どんなに美味しいワインでも、気分がすぐれない時や体調が悪い時に飲んでもその味わいを十分に感じることはできません。
この時に飲んだスミス・オー・ラフィットはパワフルで飲みごたえは十分、ペサックレオニャンのワインに共通する、焦がした樽、森の下草やタバコのフレーバーなんかも感じることができて楽しいひと時を過ごすことができました。
しかしながらとろけるような旨味、凝縮感や複雑味があったかというと疑問符がついてしまいます。
あと10年、いや、20年経ってから飲んでみたいワインです。
我慢できずにこんなに早く開けてしまい本当に残念です。。
シャトー・スミス・オー・ラフィット2006のまとめ
まさろうとしてはフレッシュで生きのいいスミス・オー・ラフィットよりも、長い熟成を経て少し枯れた渋い味わいがあるくらいの方が断然好みです。
楽しみ方はひとそれぞれですが、素晴らしいポテンシャルを秘めているワインであることは間違いありません。
いい状態のスミス・オー・ラフィットを見つけたら手に入れておくべきワインです。
そしてお気に入りのジャズバンドの演奏を聞き、葉巻でもゆったりくゆらせながら楽しむと最高の時間を過ごせるかもしれませんね。
ちなみにまさろうはこのときジョン・コルトレーンのラブ・シュプリームを聞きながらスミス・オー・ラフィットを頂きました!
あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。
お読み頂きありがとうございました。
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