【みんなでワイワイン】プティ・ヴェルド・バイ・ベル・ヴュー2016(感動6)大相撲観戦にもってこい?

美味しいワインと大相撲観戦に目がないまさろうです。

 

あなたは大相撲観戦にもってこいのワインと聞いてどんなワインをイメージしますか?

 

「大相撲とワイン?何を素っ頓狂なこといってやがんでぃ!」と、痛烈なツッコミを頂きそうで恐縮ですが、このワインを飲んでまさろうは大相撲を観戦しているイメージを想起させられました。

 

きっと塩気の強さと鬢付け油の匂いがそうさせたのかもしれません?

 

そんなプティ・ヴェルド・バイ・ベル・ヴュー2016を紹介いたします。

 

 

Petit Verdot by Belle Vue 2016

ワイン情報

種別  :赤ワイン

生産国 :フランス

生産地 :ボルドー マコー

生産者 :シャトー・ベル・ヴュー

品種  :プティ・ヴェルド(100%)

タイプ :みんなでワイワイン、ビジネスワイン

バリュー:贅沢ワイン

嗜み日 :2020年2月

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まさろう評価

香り(7)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

甘味(4)🍇🍇🍇🍇

酸味(6)🍋🍋🍋🍋🍋🍋

タンニン(7)🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷


感動(6)💖💖💖💖💖💖

 ※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆

 

テイスティングノート

色調

とても濃く赤い色調が強いガーネット色です。

 

脚の量は赤ワインにしては中庸でグラスの内側をすーっと滑り落ち粘度は高くありません。

 

香り

完熟したカシスプラムなど黒系果実の香りとドライハーブのようなスパイシーな香りもあります。

 

スワリングすると香りのボリュームが増し、甘い果実の香りからチョコバニラのような香りへ変化して、ローストした樽、少し青臭い森の下草のような香りもあります。

 

味わい

力強い濃厚なアタックです。

 

酸味が強く甘味は奥に隠れております。

 

ざらついたタンニンは少し埃っぽいニュアンスがあり、口の中をティッシュで拭き取るような収斂性があります。

 

ミディアムボディで肉付きはいいのですがスケールは大きくありません。余韻は15秒程度でほのかに苦みを感じて去っていきます。

 

甘い果実の香りとさっぱりした味わいにギャップがあるのはワインが寝ているから?そう思い空気を抜いてセラーで一休み。

 

二日目、強かった酸味は落ち着き甘味が前にでてきてタンニンのざらつきもいくらか収まりますが、埃っぽさと青臭さはそのまま、甘味が変化してケーキのようなニュアンスを少し感じます。

 

余韻の塩気と苦味はそのままに力強さがあり肉感的、ちょっとやそっとでは動かない重量級のワインです。

 

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※太陽の塔とサボテンに意味はありません。適当に写真撮って見苦しくてほんますんません・汗

 

総評

なにしろ香りと味わいのギャップが強いワインです。

 

プティ・ヴェルド100%のワインとはどんなものか?そんな期待からスタートして飲みましたが、なんともちぐはぐな印象でしたね。

 

香りのボリュームは大きく、甘い果実の香りと青っぽい草花を感じる香りはかなり強力に感じました。

 

そのイメージに対して味わいはちょっと大雑把な感じ、果実の甘さはどこふく風で力強いタンニンと苦味や塩気を感じる余韻のほうが勝ります。

 

シャトー・ベル・ヴューはオーメドックの中で南に位置するマコー村にあります。

 

マコー村といえばボルドーの格付け5級、カントメルルが有名ですが、ボルドーワインにしては早飲みができて親しみやすいものが特徴かと思います。

 

しかし、このプティ・ヴェルド バイ・ベル・ヴューは、プティ・ヴェルド100%で造られていることもあってか、なかなかの存在感!それはまさに国技館で四股を踏む関取のような力強さがあります。

 

関取のようなワインってどんなワインだよ!と、突っ込みを入れられそうで恐縮ではありますが、決して泥臭いとか汗臭いとかではありませんよ。

 

甘さの奥にある塩気と苦味のミネラル感、ドライハーブと樽のアクセントは髷を固める鬢付け油のようなニュアンス、そして少し埃っぽい荒々しさのある重厚なタンニンがそう感じさせるということです。

 

もちろん果実の甘味もありますし、シャープな酸味、肉付きのよいスタイルはしっかりしているので飲みごたえは十分です。

 

もしかしたら、あと5~10年くらいの熟成を経てから頂けばエレガントな姿へ変貌を遂げるかも?うーん、どうでしょう。

 

プティ・ヴェルド・バイ・ベル・ヴュー2016のまとめ

大切なパートナーと満を持してのデートなどで使用するようなワインではないかと思います。

 

大相撲観戦をしながら力士の飛び散る汗、鬢付け油の香りと塩気たっぷりの空気と共に楽しむと相乗効果を発揮するのではないでしょうか?

 

国技館へワインの持ち込みが許されるかどうかはわかりませんので、プティ・ヴェルド バイ・ベル・ヴューを飲みながら観戦を希望される場合は主催者に確認してからの持ち込みをお願いします。

 

ここで一句

土俵入り

果実の香りに

誘われて

プティ・ヴェルドで

満員御礼

   、、、お粗末さまでした

 

あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。

 

お読み頂きありがとうございました。

 

最終更新日

 

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