【ビジネスワイン】マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー2009(感動7)レアものお祝いワイン!
美味しいワインと歴史が好きなまさろうです。
2月11日は建国記念の日、建国記念日ではありません。
日本はアメリカ合衆国や中国やフランスなどの諸外国と違い、史実に基づいた節目としての建国記念日が存在しません。
それは他国による統治がなかったことも原因の一つとしてあげられます。いずれにしても2月11日は紀元前660年の1月1日(旧暦)、古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇が即位したおめでたい日です。
ワインを楽しめる平和に感謝の祈りを捧げつつ、神武天皇の即位を祝して美味しいワインを頂きましょう
というわけで、ボルドーの女王マルゴーのサードワインを紹介いたします。
Margaux du Chateau Margaux 2009
マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー
種別 赤
生産国 フランス
生産地 ボルドー メドック マルゴー
生産者 シャトー・マルゴー
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニョン メルロー プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン ※詳細なブレンド比率はわかりませんでした。
香り(7)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
甘味(8)🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇
酸味(8)🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋
タンニン(7)🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷
感動(7)💖💖💖💖💖💖💖
※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆
色調
赤い色調が強いルビー色で透明感がありますね。
脚は多めで粘度もあります。
香り
まずブルーベリーや熟したカシスの黒系果実の香りが穏やかに漂います。
スワリングすると香りのボリュームが増され、果実の香りの奥からスミレや百合などのフローラルな花の芳香、更にインクや墨汁のようなミネラル感もあります。
味わい
酸がしっかり立った強いアタックです。
刺すような酸味は強く、果実味はしっかりありながらも甘味は控えめ、タンニンは硬質で少し重く舌と喉に絡みつきます。
ボディはミディアムでスケールは大きくありません、フィニッシュまで20秒くらいでフローラルな花の香りの余韻が残ります。
二日目は硬かった酸味の角が取れ豊かな甘味を強く感じるようになりました。タンニンも柔らかくバランスが取れ心地よい口当たりとなり、バニラやモカのようなクリーミーな余韻も感じることができました。
果実の甘味とお花のニュアンスが可愛らしくも背筋がしっかりして飲みごたえは十分です。
Margaux du Chateau Margaux 2009の総評
まさろうはこの時(2014年12月)はじめてシャトー・マルゴーのサードを頂きましたが、本家シャトー・マルゴーとセカンドのパヴィヨン・ルージュとの一番の違いは「クラッシックなボルドーワインらしい重厚さや堅牢さ」だと思いました。
豊かな果実味と明るい華やかな芳香は十分楽しむことができましたし、しっかりリッチでエレガントな風格もありました。
何が違うかと言えばいわゆるスケールの大きさや複雑味が弱いと思いました。
もちろんワイン単体としては素晴らしいものであるのは間違いありませんし、2009年ヴィンテージの特徴である完熟した豊かな果実の甘味も十二分に楽しめます。
しかしながら長期熟成を経てどのように変容するのか、未知のポテンシャルを秘めているワインには感じませんでした。
そういった意味ではいわゆるクラッシックなボルドーワインのスタイルではなく、親しみやすく様々な料理とも合わせやすい、どんなシチュエーションでもその魅力を十二分に発揮できるワインだと思います。
低価格でマルゴーを楽しむ為にリリースされたそうですが、マルゴーの魅力は十分に感じることができます。
まさろうは運よくこのマルゴー・デュ・シャトー・マルゴー2009を手に入れることができましたが、マーケットに出回ることはほとんどないようですね。
ある意味、本家シャトー・マルゴーやセカンドのパヴィヨン・ルージュよりも希少、ネタモノ(品質が悪いとかネガティブな意味ではありません)として手に入れる価値は十分にあり。
なにかしらの慶事でマルゴー・デュ・シャトー・マルゴーを持参すれば注目の的、ワインラバーから一目置かれることは間違いなし。
早飲みOKなので、直近の記念日やお祝い事に合わせてみんなで乾杯しちゃいましょう。
あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。
お読み頂きありがとうございました。
嗜み日 2014年12月
最終更新日 2020年2月
スポンサーリンク
|