【ビジネスワイン】レ・フラッチェ・ピノ・ネロ2007(感動7)ロンバルディアのタンゴ・ノ・アール!?
美味しいワインと歌謡曲が大好きなまさろうです。
あなたは中森明菜さんの名曲「タンゴ・ノ・アール」はご存じですか?
中森明菜さんが歌う「タンゴ・ノ・アール」のような、エキゾチックで享楽的なイメージにぴったりのワインがこちら。
イタリアのロンバルディア、ピノ・ネロ(100%)で作られた情熱的なレ・フラッチェを紹介いたします。
Le Fracce Pinot Nero 2007
ワイン情報
種別 :赤ワイン
生産国 :イタリア
生産地 :ロンバルディア
生産者 :レ・フラッチェ
品種 :ピノ・ネロ(100%)
タイプ :ビジネスワイン、みんなでワイワイン
バリュー:贅沢ワイン
嗜み日 :2014年10月
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香り(7)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
甘味(6)🍇🍇🍇🍇🍇🍇
酸味(7)🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋
タンニン(5)🍷🍷🍷🍷🍷
感動(7)💖💖💖💖💖💖💖
※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆
色調
淡いルビー色、少しオレンジ色の色調もあります。
脚は赤ワインにしては中庸でグラスを滑るスピードはすーっと早めです。
香り
クランベリーやチェリーの赤系果実の香りのボリュームは大きいです。
スワリングすると木樽、蜂蜜、胡椒などのスパイシーな香りも顔をのぞかせます。
バラや百合のようなピンク色の花のニュアンスもありますね。
味わい
アタックは濃厚でフレッシュな果実の甘さが際立ちます。
酸はシャープで控えめ、力強い甘さはパワフル、タンニンは非常に柔らかくワインを優しく形作ります。
ボディはミディアムからフルといっていいくらいしっかりしておりますが、いささかバランスが悪く感じます。
少し鼻息が荒く、これは間違いなく寝かせる必要がありということで一晩セラーで休ませる事にします。
二日目は酸味とパワフルな甘味の角が取れて丸くバランスが取れてきました。
余韻は果実の甘味にカカオやバニラのような熟成香も感じます。
複雑味はそれほどではなくスケールも中庸ではありますが、豊かな果実味はエキゾチックで享楽的、まさにタンゴ・ノ・ワールのような魅惑的なワインです。
総評
ロンバルディアのワイン造りの歴史は紀元前1000年前に遡ります。
造り手のレ・フラッチェはロンバルディア州のマイラーノ・ディ・カステッジで1905年に創業した歴史ある生産者です。
厳選されたピノ・ネロを100%使用、バリック(小樽)で1年以上熟成させ、ピノ・ネロがもつ豊かな果実の旨味とアロマを十二分に引き出します。
ちなみにピノ・ネロとは世界で栽培され愛好家にもっとも親しまれているピノ・ノアールと同じです。
フランスではピノ・ノワール、イタリアではピノ・ネロ、ドイツではシュペートブルグンダー、オーストリアではブラウアーブルグンダーと呼ばれます。
まさろうはボルドースタイルの長期熟成を経た芳醇旨口の赤ワインに目がありませんが、ピノ・ノアール(=ピノ・ネロ)で造られたワインは軽くて繊細、草花の香りが豊かなイメージをもっております。
そんなまさろうのイメージよりもこのレ・フラッチェのピノ・ネロは非常にパワフル、力強さがありながらもピノ・ネロ特有の草花の香りも併せ持つスリリングでありながらエレガントなワインです。
レ・フラッチェ ピノ・ネロ2007のまとめ
そのパワフルな果実味は鼻息が荒いくらいに情熱的、中森明菜さんの歌のイメージ、歌詞のイメージがぴったり です。
その先が危険なゾーンであるのに戻れない、頭では分かっていても体がいうことを利かない、一瞬の情熱で燃え尽きてしまうような退廃的で切ない余韻が残ります。
それはまさに一日の終わりを告げる落陽の情景を思い浮かべます。
例えば、ひと仕事を終えた余熱をそのままに、ビジネスパートナーと熱く語り合いたい時に開けるのもいいかもしれません。
中森明菜さんのタンゴ・ノ・アールを聞きながらエキゾチックで享楽的な雰囲気に没頭しながら楽しめば、レ・フラッチェの魅力は2倍、3倍にもあがっちゃいます。
そういえば、ピノ・ノアールとタンゴ・ノ・アールってフレーズ似てますね、、、!?
レフラッチェ
飲めばあなたも
戻れない
エキゾチックで
享楽の罠
、、、お粗末さまでした
あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。
お読み頂きありがとうございました。
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