【ビジネスワイン】シャトー・ペビ・フォジェール2000（感動8）ミシェル・ローランの魔術ここに極まれり！
美味しいワインに目がないまさろうです。
あなたは醸造コンサルタントという仕事はご存じですか？
醸造コンサルタントとは、ワインの醸造に関するアドバイスや具体的なスキームを伝授することを生業としている職業です。
ミシェル・ローランは世界にまたをかけた天才醸造コンサルタントとして「メルローの魔術師」なんていう俗称もある超がつく有名コンサルタントです。
そんなミシェル・ローランがコンサルティングしているサン・テミリオンのシャトー・ペビ・フォジェールを紹介いたします。
Chateau Peby Faugeres 2000
ワイン情報
種別 ：赤ワイン
生産国 ：フランス
生産地 ：ボルドー サン・テミリオン
生産者 ：シャトー・ペビ・フォジェール
品種 ：メルロー（100％）
タイプ ：ビジネスワイン、一人ワイン
バリュー：プレミアムワイン
嗜み日 ：2015年2月
まさろう評価
香り（8）🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
甘味（10）🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇
酸味（7）🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋
ﾀﾝﾆﾝ（7）🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷
感動（8）💖💖💖💖💖💖💖💖
※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆
テイスティングノート
色調
非常に濃いガーネット色、縁は少しレンガ色の色調が窺えます。
ディスクは厚くグラスを滑る脚も多く粘度は高いです。
香り
抜栓後クレームドカシス、ブルーベリーなど黒系果実が濃密に鼻腔をくすぐります。
スワリングすると香りのボリュームは増され、西洋杉や森の下草、甘草やタイムのスパイシーさ、更にオーク材の芳香が複雑に絡みあいます。
とても力強い香りはあっというまに部屋を甘い果実の園にしてしまいました。
味わい
濃厚な甘いアタックです。
酸味は少なくすっくり、ジューシーな果実の甘味は初っ端からガツンと襲い掛かります。タンニンは少し硬くギスギスしながらもキメの細かさがあります。
ミディアムボディからフルボディで中肉中背の骨格といったスケール、余韻は非常に長くコーヒーやカカオのような芳ばしさがあります。
数時間後、ワインは完全に開き、強烈な甘味とタンニンが程よく調和されいい具合に丸みを帯びてきました。
深い凝縮感がありチョコやバニラのような熟成による甘さも感じます。
遂にまさろうの口腔内でメルロー爆弾が炸裂しました。
総評
シャトー・ペビ・フォジェールは優等生です。
まさろうごときが偉そうに何を！なんて言われてしまうかもしれませんが、きっと飲んだ多くのひとがそう感じるのではないでしょうか？
「メルローの魔術師」天才醸造コンサルタント、ミシェル・ローランが手掛けるワインに共通している恐ろしいほどに果実味豊かでジューシーな味わいは万人受けするのは間違いないと思います。（タンニンが強く重いタイプのワインが苦手なひとには合わないとは思いますが）
世間一般的な評価として、ミシェル・ローランがコンサルタントを務めるワインの特徴として、濃密な果実味、分かりやすくストレートなジューシーさがあると思います。
分かりやすいがゆえにその国や土地のもつテロワール、つまり国や土地による違い、要は個性がないといわれる事も多いようですね。
まさろうはこのタイプのワインは大好物のひとつであり、まさろう的に表現させていただくとずばり「メルロー爆弾炸裂！」です。
確かに他のサン・テミリオンのグランクリュのワインと比べると繊細さや複雑さは弱いです。これをよしとするかしないかは飲み手によって判断が別れるところです。
ちなみに2009年よりエチケットとボトルの形状が変更になっております。
新しいエチケットとボトルはモダンでお洒落！まさろうは旧エチケットの方がフランスの伝統的なシャトーっぽくって好みではありますが・汗
シャトー・ペビ・フォジェール2000のまとめ
昨今、シャトー・ペビ・フォジェールはパーカーポイントで常に高得点を叩きだしております。
もちろんパーカーポイントだけがワインの基準ではありませんが、シャトー・ペビ・フォジェールのクオリティの高さは万人が認めるところだと思います。
どんな場面でも間違いなくその優等生ぶりを発揮できるサン・テミリオンの極旨ワインです。
そもそも生産される本数が少なく希少価値もあるので、ビジネスシーンで活用すれば思わぬ成果を上げるやもしれません。
ただし、ペビ・フォジェールを提供する相手が、ミシェル・ローランの手掛けるワインに共通する濃厚でストレートな果実味が強いワインを好きかどうかを下調べしておいた方がいいですね。
ここで一句
メルローの
果実味炸裂
優等生
ペビフォジェールは
極乙極旨
、、、お粗末さまでした
あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。
お読み頂きありがとうございました。
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