【記念日ワイン】シャトー・ラ・コンセイヤント2002(感動8)ブルゴーニュのグラン・クリュ並み!?

美味しいワインと音楽に目がないまさろうです。

 

素敵な音楽と共にワインといい時間を過ごしておりますか?

 

セクシーなアシッドジャズに乗せてゆっくり寛げるワイン、シャトー・ラ・コンセイヤントを紹介いたします。

 

Chateau La Conseillante 2002

シャトー・ラ・コンセイヤント

種別    赤

生産国   フランス 

生産地   ボルドー ポムロール

生産者   シャトー・ラ・コンセイヤント

ぶどう品種 メルロー(80%)カベルネ・フラン(20%)

 

まさろう評価

香り(9)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

甘味(8)🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇

酸味(7)🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋

タンニン(8)🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷


感動(8)💖💖💖💖💖💖💖💖

 ※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆

 

色調

とても濃いルビー色、縁は赤い色調が強くいきいきとした印象です。

脚も多くグラスの内側を滑る液体はゆっくりと粘度もあります。

 

香り

開栓後はほどよいカシスブルーベリーの甘い香り。

 

グラスに注ぎ軽くスワリングすると、果実の甘い香りと共にローストした樽ハーブのようなスパイシーな香りもたってきました。

 

奥にスミレ百合リコリスなどなど、白からピンク色の花のイメージの香りも漂い始め、ポテンシャル高いワインの予感を感じます。

 

味わい

まろやかでみずみずしい酸味、柔らかい甘味は多重的、きめ細かいタンニンはエレガントでとてもシルキーです。

 

ミディアムボディでスケールは大きくありませんが複雑味があり女性的な印象です。

 

しかしながら抜栓直後はまだまだ硬く、そのポテンシャルを殻に閉じ込めているのは間違いありません。例によってシュポシュポ空気を抜いてセラーで一晩寝かせることに。

 

二日目、完全に角が取れたラ・コンセイヤントは完全にそのポテンシャルを発揮しました。

 

メルローがもたらす豊かな甘味とキレのよいみずみずしい酸味、シルキーなタンニンが完全にマッチしてとろけるような旨味を醸し出しました。

 

果実の甘味に加えてフローラルな花の風味、絹のようなタンニンがバランスよくまとめセクシーな余韻を残します。

 

長期熟成するほどのポテンシャルは感じませんでしたが、この時がベストの飲み頃だったのかもしれません。

 

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※素敵なワインなのに後ろのカーテンと洗濯ばさみがぁ、、、適当に撮影してほんますんません・汗

 

Chateau La Conseillante 2002の総評

ラ・コンセイヤントはサンテミリオン地区とポムロームの境界沿い、5大シャトーに匹敵する実力があると言われてるシャトー・シュヴァル・ブランの隣に畑があります。

 

ボルドー好きまさろうにとってはこの情報だけでいろいろと想像をめぐらせ、一瞬にして口の中はワインを求める臨戦態勢に入ってしまいます。

 

一部の愛好家は「ブルゴーニュのグラン・クリュのようだ」などという表現をするそうですが、その指摘はまさろうも完全に同意します。

 

いわゆる骨格がしかっかりした堅牢なボルドースタイルとは違い、色とりどりの花畑がイメージできる芳香、また味わい、口当たりはもとても繊細でエレガントな仕上がりとなっております。

 

単一品種(ピノ・ノアール100%)で造られるブルゴーニュのワインは、ヴィンテージによってワインの作風にバラツキが出てしまうように、ラ・コンセイヤントもその年々の気候条件によって作風に変化があります。

 

一般的なボルドーのワインよりもテロワールの違いがより顕著に現れるワインだと思います。

 

当たりハズレはワインラバーの宿命だとは思いますが、ラ・コンセイヤントもその宿命の輪舞よって翻弄されるセクシーなワインです。

 

今宵、小粋でセクシーなアシッドジャズと共にラ・コンセイヤントを満喫してみてはいかがでしょう。

 

果たしてセクシーな微笑み見せてくれるか、はたまたそっぽを向かれるか。その姿を見せるか見せないかは彼女次第です。

 

あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。

 

お読み頂きありがとうございました。

 

嗜み日 2014年1月