【記念日ワイン】ドミナス1998(感動9)全米が泣いた!?腰が抜ける超絶エレガントワイン!
美味しいワインと「全米が泣いた」映画に目がないまさろうです。
ときには一本のワインとじっくり向き合い、一人ゆっくり楽しむのもいいものですね。
といいますか、腰が抜けるほどに美味しいワインは独り占めしたくなるのはまさろうだけではないはずです。
しかしこのポテンシャルの高さは是非、大切なパートナーとの記念日に満を持して開けて頂きたい。
全米が泣いた?カリフォルニアの恐るべき実力を知らしめられたドミナスを紹介いたします。
DOMINUS 1998
ワイン情報
種別 :赤ワイン
生産国 :アメリカ
生産地 :カリフォルニア ナパ・ヴァレー
生産者 :ドミナス・エステート
品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン(93%)プティ・ヴェルド(5%)カベルネ・フラン(2%)
タイプ :一人ワイン、記念日ワイン
バリュー:プレミアムワイン
嗜み日 :2014年1月
香り(8)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
甘味(9)🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇
酸味(8)🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋
タンニン(8)🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷
感動(9)💖💖💖💖💖💖💖💖💖
※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆
テイスティングノート
色調
とても濃いガーネット色、光に通すと薄く向こうの文字が見えるくらいです。
縁はレンガ色の色調があり、程よく熟成されたニュアンスを感じます。
グラスに付着した脚もしっかりあり粘度は中くらいです。
香り
抜栓直後から非常に華やかな、カシスやブラックベリーなどの黒系果実の香りです。
ミントのスパイシーさ、タバコや焦がした樽のようなスモーキーな香りもあります。
軽くスワリングすると、その香りのボリュームは更にアップ、官能的で濃密な香りが鼻腔をくすぐります。これは途方もないワインの予感です。
味わい
アタックはきりっとした酸味と柔らかいながらも濃密な甘味、繊細でシルキーなタンニンは気持ちよく舌から喉を滑らせて落ちていきました。
ボディはミディアムからフル、スケールが大きくリッチでエレガント、途轍もない凝縮感があります。
フィニッシュはとても長く、後味にバターやモカのようなクリーミーなニュアンスを感じました。
初日から「これはヤバい!」と唸るポテンシャルの高さです。
二日目は酸味が落ち着き、とても濃厚な甘味はひと際その深みを演出、タンニンとの調和が絶好調に溶け込み一口飲むごとに思わずニヤニヤ、そして後味にうっとり。
余韻はとても長くしばらくぼーっとしてしまいました。
総評
ペトリュスやオザンナなど、ボルドー右岸のスターワインを育てあげたクリスチャン・ムエックス氏がカリフォルニアで手がけたのがこの「ドミナス」です。そのポテンシャルの高さは噂に違わぬとんでもない逸品でした。
カリフォルニアのナパ・ヴァレーで造られたワインということで、当初の予想ではもっと力強くストレートで豪勢なワインかと思いきや、リッチで繊細でエレガントという言葉がぴったりの気高くお洒落なワインでした。
よく映画やドラマなどにある「全米が泣いた!」なんていうキャッチコピーがありますが、まさにこのキャッチコピーがぴったりのワインです。
まさろうは今まで飲んできたカリフォルニアのワイン、赤、白ともに優れた作品に多く出会ってきましたが、このドミナスは一歩上をいく傑作です。
感動で涙が止まらない、、、とまでは言いませんが、完熟した果実の甘味と、きりりとした酸のバランス、濃密でありながら繊細なタンニンが混然一体となって官能を揺さぶってくる、そんなワインでした。
ドミナス1998のまとめ
とんでもない高値で取引されている一部のカルトワインを除いても、近年の高い評価に比例して多くのカリフォルニアワインの価格は上昇しております。
下手をするとボルドーの格付けシャトーと肩を並べるようなものも多く見受けられます。しかしながら価格以上のポテンシャルを楽しむ事ができるのは間違いありません。
カリフォルニアワインの実力や恐るべし。
まさろうはこのドミナスで完全に腰が抜けてしまいました。
全米が
泣いた泣いたと
大騒ぎ
ドミナス飲めば
歓喜の涙
、、、お粗末さまでした
あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。
お読み頂きありがとうございました。
関連記事です。
こちらはカリフォルニア・シャルドネの王、キスラーの実力やいかに!?
こちらはイタリアワインの帝王ガヤ、クリムゾンキングの宮殿からお出まし!?
ボルドーの帝王シャトー・ラトゥール、ラファウ・ブレハッチの英雄ポロネーズがぴったり!?