【記念日ワイン】シャトー・ブラネール・デュクリュ2005(感動9)パートナーを痺れさせる格付け4級って!?

美味しいワインは格付けに関係なく目がないまさろうです。

 

あなたは初デートの時にパートナーを痺れさせたいならどんなワインを用意します?

 

もちろんパートナーの趣味嗜好があるので一概に決めつける事はできませんが、もしそのパートナーがクラッシックなボルドーの赤ワインが好きなら絶対おすすめ!

 

しかも、五大シャトーやスーパーセカンド並みの価格ではない、お財布にも優しいありがたい作品です。

 

メドック格付け4級、シャトー・ブラネール・デュクリュを紹介いたします。

 

 

Chateau Branaire Ducru 2005

ワイン情報

種別  :赤ワイン

生産国 :フランス

生産地 :ボルドー サン・ジュリアン

生産者 :シャトー・ブラネール・デュクリュ

品種  :カベルネ・ソーヴィニョン(70%)メルロー(20%)カベルネ・フラン(5%)プティ・ヴェルド(3%)

タイプ :記念日ワイン、女子会ワイン

バリュー:贅沢ワイン

嗜み日 :2015年11月

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まさろう評価

香り(8)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

甘味(9)🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇

酸味(7)🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋

タンニン(8)🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷🍷


感動(9)💖💖💖💖💖💖💖💖💖

 ※10点満点です。ワイン選びの参考になれば幸甚の至り☆

 

テイスティングノート

色調

紫の色調が濃いルビー色、縁までいっぱいの紫色です。

 

ディスクは厚く、グラスを滑る脚も多く粘度は高めです。

 

香り

完熟したカシスブラックベリーなどの黒系果実の香りは濃密です。

 

果実の香りの奥にバニラバター、また胡椒のようなスパイシーさも感じます。

 

スワリングすると香りのボリュームが大きくなり、ピンク色のバラ百合をイメージさせるフローラルな香りも出てきました。

 

少しピーマンおがくずのような青っぽさもあります。

 

これはいいワインの予感です。

 

味わい

とっぷりとした重さを感じるアタックです。

 

シャープな酸味はとてもフレッシュ、酸に支えられた果実の甘味がとっぷりと押し寄せます。

 

タンニンはゴージャスで密度が濃く重々しく口腔内を攻め立てます。

 

フルボディで無骨なまでに骨格はしっかり、余韻は非常に長くチョコモカのような甘さを感じます。

 

しかしながら抜栓直後はまだまだ硬く全てがトゲトゲしているので一旦空気を抜いてセラーに寝かせる事に。

 

二日目は酸味と甘味が心地よく混ざり、トゲトゲしいタンニンはこなれて力強くありながらも丸みのあるバランスとなりました。

 

凝縮感があり風味豊か、エキゾチックなスパイシーさと華やかなエレガントさを持ち合わせる秀逸なワインです。

 

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※背景に余計な酒がぁ、、、雑な写真で見にくくてほんますんません・汗

 

総評

まずこのワインがボルドーの格付け4級であるということに驚きを禁じえません。

 

ボルドーワインに目がないまさろうは、メドックの格付け61シャトーをほぼすべて飲んできました。

※たぶん、全部飲んでます。現在、いままでに飲んだすべてのワインデータを鋭意まとめ中!

 

そんなまさろうへ突如ビンタするが如く、いい意味でブラネール・デュクリュは予想を裏切ってきました。

 

パーカーポイントが高かった(確かPP95でした)とはいえ、「サン・ジュリアンにはレオヴィル三兄弟がいるのを忘れてもらっては困る。ふっ、いうても4級でしょ。」そんなふうに、少し舐めてかかっていたのは間違いありません。

 

デイリーワインとして飲めるような価格ではありませんが、同じサン・ジュリアン村で造られるレオヴィル三兄弟などと比べると手に入れやすい価格、10000円以内で購入可能な贅沢ワインのレベルです。

 

2005年ヴィンテージはボルドーに限らずブルゴーニュも非常に天候に恵まれた、いわゆる当たり年です。

 

シャープな酸味と濃厚な甘味、エキゾチックなスパイシーさと骨格がしっかりした堅牢なスタイルはまさろうの好みのど真ん中です。

 

このブラネール・デュクリュはチョコやモカなどに代表されるストレートな甘さがあり、また華やかなお花のアロマは女性にも飲みやすいワインではないかと思います。

とはいえタンニンは重厚で肉感的なマッチョタイプ、重い赤ワインが苦手な場合はその限りではありませんが。

 

しかしながら、飲み終わった時にひとつ感じた後悔は「もっと寝かせて熟成させてから飲むべきだった!」ということ。

 

おそらく2005年ヴィンテージのブラネール・デュクリュは20年~30年の熟成はゆうに耐えるだけのポテンシャルを持ち合わせていると思います。

 

長い熟成を経ることによってまた別の魅力を見せてくれるのではないか?そんなことを考えながらたいへん美味しく頂きました。

シャトー・ブラネール・デュクリュ2005のまとめ

初デートでさりげなくブラネール・デュクリュを用意すれば、きっとワインに痺れあなたの株は急上昇!となること間違いありません。

 

五大シャトーやボルドーのスーパーセカンドのような知名度はないものの、このワインのポテンシャルの高さは価格と知名度以上、そして芳醇濃厚な味わいで心も体もメロメロに☆

 

っと、くれぐれもパートナーがボルドータイプの重い赤ワインが平気かどうかを確認してからお願いしますね!

 

相手の趣味嗜好に合わず、ブラネール・デュクリュを開けた初デートが失敗に終わった、、、なんてことになってもまさろうは一切の責任を負えません。

 

ここで一句

ブラネール

デュクリュを開けて

メロメロに

4級シャトーの

実力を知る

   、、、お粗末さまでした

 

あなたの人生にとって忘れられないワインの出会いとなることを祈ります。

 

お読み頂きありがとうございました。

 

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